熱伝達係数(熱伝達率、境膜伝熱係数)の計算式 (強制対流)
2012-11-27
以下に強制対流 熱伝達率 を計算するために必要な数式を示します
記号の意味
Nu L:ヌセルト数
Re L:レイノルズ数
Pr:流体のプラントル数
U∞:流体の流速(m/sec)
L:物体の代表長さ(m)
ν:流体の動粘性係数(m2/sec)
h:熱伝達率(W/m2 K)
λ:流体の熱伝導率(W/m K)
熱伝達率の求め方
1 流体が接する固体の形状を明確にする。
2 流速を求める。
3 レイノルズ数(Re数)を求める。
4 ヌセルト数(Nu数)を求める。
5 熱伝達率を求める。
注意点
熱伝達率を計算するためには、固体の物性値は一切関係ありません
強制対流のNu数(ヌセルト数定義はこちら)はRe数とPr数の関数ですが、
液体金属、および低レイノルズ数の場合はPe数(ペクレ数の定義はこちら)
の関数となる事もあります。