金型温調器などの冷却管 出口温度計算は、こんな感じで計算できます。(2009年6月1日公開分)
2010-07-15
金型温調器などの冷却管 出口温度計算は、こんな感じで計算できます。
要するに、管内の境膜伝熱係数(熱伝達率) が分かれば、何度もお伝えしたように、流れの方向の微小部分で、ニュートンの冷却則にそって、微小熱交換量が求まります。
管内流れ の臨界レイノルズ数(層流から乱流へ変化するレイノルズ数)は、文献によって様々ですが、2300程度です。
しかし、金型内の冷却管内側はドリル穴のような、要するに表面があらいのと、そこそこ流量が多いので、乱流熱伝達率を使うべきです。
層流でも計算したい場合は、数値解をもって層流熱伝達率とします。