自然対流熱伝達率は、複雑。。(2009年5月27日公開分)

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自然対流熱伝達率は、複雑。。(2009年5月27日公開分)

2010-07-15

(グラスホフ数、プラントル数、体積膨張率など。。)

前回のエントリーでは強制対流熱伝達率
(つまりは、外部から風や水を流して放熱、冷却する)について書きました。

今回は、液体、気体中におかれた高温物体から自然に放熱する場合の自然対流熱伝達率について書こうと思います。

詳しい数式は、次回にするとして、定性的にはこんな感じです。

高温物体表面の液体、気体(以下流体と呼ぶ) が温まる

流体が熱によって膨張する

軽くなる

浮力で重力とは反対方向に流れ始める。

次から次へと流れる。

と、こんな感じで伝熱促進されていきます。

ご察しのように、支配するパラメーターは、

流体の熱膨張率、高温物体温度と、周囲温度の差、重力加速度、などです。


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