冷却管の冷却量 計算方法(2009年5月25日公開分)
2010-07-15
金型などの高温鉄材内を通過する冷却水が受け取る熱量の計算にも、熱伝達率を使用します。
熱伝達率(境膜伝熱係数とも)は、レイノルズ数 2300付近で計算式が変わります。
2300以下は流れが層流でそれ以上は乱流となり、伝熱が促進されます。
(実際の流れはたいてい乱流です。)
なお、流れ方向に、熱伝達率が一定と仮定すると、ニュートンの冷却式 から、流れ方向に熱量を積分して、 冷却管全体の冷却量が求まります。
これから、出口温度を求めることも可能です。